ベンツCLSに乗ってる人のイメージは?「おしゃれな大人」と言われる理由と中古で乗る注意点
メルセデス・ベンツのCLSは、セダンのように4枚のドアを持ちながら、クーペのように流れるような屋根の形をした車です。「4ドアクーペ」という新しいジャンルを開いた車として知られています。ネットでは「おしゃれな大人」「スタイル重視のお金持ち」といったイメージが語られる一方、CLSに乗っている人は周りからどう見られるのかが気になる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、Yahoo!知恵袋や自動車メディアで語られているCLSオーナーのイメージを整理し、車の歴史やサイズ、中古相場のデータと照らし合わせました。なお、CLSは2023年8月に生産を終えており、2026年10月時点では中古でしか買えません。中古で検討する人に向けた注意点もまとめています。
先に結論
- 世間のイメージは「スタイル重視の大人」「スポーティなベンツが欲しい人」「デートが似合う洒落者」が中心
- 「後ろの席が狭い」「運転しにくい」という声もあり、実用性よりデザインを選ぶ人の車と見られている
- CLSは2023年8月に生産を終了し、直接の後継車はない(メーカー広報のコメントとして報道)
- 中古は3代目でも平均412万円ほどからあり、初代や2代目は100万円台の個体も多い(カーセンサー、2026年10月10日時点)
CLSへの乗り換えを考えている人は、今の車がいくらで売れるかを先に把握しておくと、狙える年式やグレードの目安がつかみやすくなります。
CLSへの乗り換えを検討中の人向け
CLSに乗ってる人の世間のイメージ

CLSのオーナー像について、Yahoo!知恵袋や自動車メディアで語られているイメージを整理すると、次のようになります。いずれも世間でそう言われているという話で、実際のオーナーの比率を示すものではありません。
| イメージ | 主に語られている内容 | 語られている場所 |
|---|---|---|
| スタイル重視の大人 | 居住性よりデザインを優先する、余裕のある人の車 | Yahoo!知恵袋(2014年) |
| Sクラスより若々しい | Sクラスより少しクーペ寄りの形が好きなお金持ち | Yahoo!知恵袋(2015年) |
| スポーティなベンツが欲しい人 | セダンより走りや見た目の格好良さを重視する人 | Yahoo!知恵袋(2021年) |
| 大人のデートカー | 2人の時間を演出する上質な4ドアクーペ | 自動車メディア(WEB CARTOP、LEON) |
「クーペは好きだけど4ドアも欲しい人」の車
知恵袋(2014年)では、CLSは「クーペが好きだけれど、4ドアの使い勝手も手放したくない人」が選ぶ車だという回答がありました。WEB CARTOPの試乗記(2018年)でも、上質な大人の4ドアクーペと表現されています。家族のための車というより、自分の好みを大切にする人の車というイメージが強いようです。
ネガティブな声と反論
一方で、知恵袋(2021年)には、ベンツやBMWには運転が荒そうなイメージがあるという回答も見られました。ただ、これはCLSに限った話ではなく、ブランド全体への印象として語られているものです。現行型のオーナーとみられる人の回答(2024年)では、セダン並みの走りと実用性を、見た目の良さと両立している、代わりになる車がないといった声もありました。
同じベンツでも、入門モデルのAクラスは別のイメージで語られています。
関連記事:ベンツAクラスは恥ずかしい?「貧乏ベンツ」と言われる理由

CLSはどんな車?4ドアクーペの歴史と生産終了

CLSは、2003年のフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトカーをもとに市販化されました。クーペの美しさとセダンの快適さを組み合わせた車として、のちに多くのメーカーが同じような4ドアクーペを出すきっかけになったと言われています。
CLSの歴代モデル
- 初代(C219):日本では2005年2月に発売。4ドアクーペの元祖で、世界で17万台超を販売した(レスポンス)
- 2代目(C218):日本では2011年2月に発売。ワゴン型のシューティングブレークも設定された
- 3代目(C257):日本では2018年6月に発売。シリーズで初めて5人乗りになり、2021年に改良された
出典:レスポンス、Car Watch、カーセンサーの世代区分などをもとに作成。
2023年に生産終了、直接の後継車はない
CLSは2023年8月31日に生産を終えました。ドイツの工場の生産枠を新型Eクラスに回すためと、メーカー広報のコメントとして複数のメディアが報じています。AUTOCAR JAPAN(2023年5月)などによると、直接の後継車は用意されず、CLSという名前はラインアップから消えるとされています。メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのラインアップにも、2026年10月10日時点でCLSは載っていません。日本での新車販売は2024年の秋から年末ごろに終わったとみられますが、掲載サイトによって時期が異なり、終了時期についての正式な発表は確認できませんでした。
名前が似ているCLAは、ひと回り小さい4ドアクーペで、CLSの後継車ではありません。新型CLAは2026年に日本で予約受付が始まっています。
CLSが「かっこいいけど運転しにくい」と言われる理由

CLSはデザインの評価が高い一方で、「運転しにくい」「後ろの席が狭い」という声もあります。理由の一つが、世代を追うごとに大きくなったボディサイズです。
| 世代 | 全長×全幅×全高 | 乗車定員 |
|---|---|---|
| 初代(CLS350) | 4,915×1,875×1,405mm | 4人 |
| 2代目(CLS350) | 4,940×1,880×1,415mm | 4人 |
| 3代目(CLS220d、2023年) | 4,995×1,895×1,430mm | 5人 |
出典:中古車情報サイトのカタログ情報(ガリバー、ユーカーパック)。グレードや年式によって数値は異なります。
機械式駐車場に入らないことがある
3代目の全幅1,895mmは、機械式駐車場でよくある「全幅1,850mm以下」という制限を超えます。オーナーの口コミでも、立体駐車場に入らない、狭い道ですれ違うときに気を使うといった声が見られました。自宅やよく使う駐車場のサイズは、購入前に確かめておく必要があります。
低い屋根で後ろの席は窮屈に感じることも
価格.comのオーナーレビュー(2024年)には、天井が低く大人4人だと窮屈で、実質的には2人で乗る車に近いという声がありました。一方で、身長180cmくらいまでなら後ろの席にも座れるという声もあり、感じ方は人によって分かれています。家族で乗る機会が多い人は、実際に後ろの席に座って確かめておくと安心です。
CLSの中古相場と中古で乗るときの注意点(2026年10月時点)

新車で買えない今、CLSに乗るなら中古車が選択肢になります。カーセンサーに掲載されている台数と平均価格は、次のとおりです。
| 世代 | 掲載台数 | 平均価格(価格帯) |
|---|---|---|
| 初代 | 13台 | 120.9万円(49.7万〜338万円) |
| 2代目 | 79台 | 171.1万円(65万〜438万円) |
| 3代目 | 135台 | 412万円(247.9万〜748万円) |
出典:カーセンサー(2026年10月10日時点)。新車時の価格は、3代目の最終期でCLS 220 d スポーツが1,017万円(価格.com掲載)でした。中古相場は日々変わるため、最新の情報は各サイトで確認してください。
中古で買うときに確認したいこと
- エアサスペンション装着車は、車高が下がっていないか、コンプレッサーの作動音が続いていないか
- 初代の初期型は、ブレーキ(SBC)のリコール対策が済んでいるか(国土交通省、2005年届出)
- 整備記録簿があり、消耗品の交換履歴がわかるか
- 初度登録から13年を超えると、自動車税と重量税が上がる点を予算に入れているか
くるまのニュース(2025年12月)は、初代のCLSなら50万〜100万円で見つかることもある一方、足まわりやセンサー類のリフレッシュなど、購入後の初期整備費を見込んでおくべきと注意を呼びかけています。車両価格だけでなく、購入後の整備費も含めて予算を考えることが大切です。
今の車の売却額で予算を広げる
中古のCLSは年式や状態で価格が大きく変わります。今の車を少しでも高く売れれば、状態の良い個体や新しい年式を狙いやすくなります。ディーラーの下取り額だけで決めずに、買取店の査定額とも比べておきましょう。
乗り換えの予算を立てたい人向け
高級車を中古で買うときの考え方は、レクサスの記事でもまとめています。レクサスの中古は恥ずかしい?「野良レクサス」と言われる理由

CLSに乗ってる人に関するよくある質問
Q. CLSに乗っている人の年収はどれくらいですか?
CLSオーナーの年収を示した公的なデータは見当たりません。新車時の価格は1,000万円前後でしたが、今は中古で100万円台から買える個体もあり、オーナーの層は広がっているとみられます。
Q. CLSに乗っているのは男性が多いですか?
カービューの所有者データ(マイカーデータとPayPayカードのデータをもとに集計)では、CLSクーペの所有者の90.0%が男性と表示されていました。サンプル数は公表されておらず、時期によって数値は変わります。
Q. CLSは新車で買えますか?
CLSは2023年8月に生産を終えており、メルセデス・ベンツ日本の公式サイトのラインアップにも載っていません(2026年10月10日時点)。購入するなら中古車が選択肢になります。
Q. CLSの後継車はありますか?
直接の後継車はないと報じられています。電気自動車のEQEが間接的な後継とされることもありますが、名前の似ているCLAはひと回り小さい別の車です。
Q. CLSの維持費は高いですか?
大きなエンジンを積むモデルは自動車税が高く、初度登録から13年を超えると税金が上がります。エアサスペンションなどの修理費がかかることもあるため、購入前に整備記録を確認しておくと安心です。
Q. CLSはダサいと思われますか?
知恵袋では「おしゃれ」「スタイル重視の大人」という好意的な声が多く見られます。リアのデザインは好みが分かれるという意見もありますが、ダサいという評価が多いわけではありません。
まとめ:CLSはデザインを大切にする大人の車

CLSに乗っている人のイメージは、スタイル重視の大人、スポーティなベンツが欲しい人、デートが似合う洒落者といった見方が中心です。後ろの席の狭さや運転のしにくさを指摘する声もありますが、実用性よりもデザインを優先して選ぶ車として受け止められていると言えそうです。
CLSは2023年に生産を終え、今は中古でしか買えません。年式や状態による価格差が大きいので、整備記録や購入後の整備費まで含めて検討しましょう。乗り換えの際は、今の車の売却額も比べておくのがおすすめです。
この記事のポイント
- 世間のイメージはスタイル重視の大人やデートカーが中心。実際の比率を示すものではない
- 後ろの席の狭さ、全幅1,895mm(3代目)の大きさには注意
- CLSは2023年8月に生産を終了し、直接の後継車はない
- 中古の平均価格は3代目で412万円、2代目で171.1万円(カーセンサー、2026年10月10日時点)
- 乗り換え時は下取りと買取の査定額を比べて予算を組む
乗り換えの予算づくりに
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